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柳原和子 著 中公文庫 / 文庫版477p / 2004.3 |
価格 : 1,200円 |
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2000年に発行された単行本「がん患者学」の前半部分を収録。がんが体内にあるにもかかわらず、長期生存している患者たちの体験と声を、ほとんど手を加えない形で収録したドキュメント。長期生存できる秘訣はなんなのか、それを読みとるのは私たち読者の判断にゆだねられている。 |
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柳原和子 著 中公文庫 / 文庫版456p / 2004.4 |
価格 : 1,200円 |
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単行本「がん患者学」の後半部分を収録。多くのがん患者と対話してきた著者が、その結果持つに至った日本のがん医療の問題点や疑問点を、それぞれの専門家と語り合うことで浮き彫りにしていく。 |
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柳原和子 著 中公文庫 / 文庫版394p / 2004.5 |
価格 : 1,100円 |
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「がん患者学」の続編である「がん生還者たち」を収録。「がん患者学」発表後の、特に患者たちが自分の治療やクオリティ・オブ・ライフ向上のために取り組んでいくムーヴメントに注目している。 |
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中島みち 著 岩波新書 / 新書版167p / 2002.1 |
価格 : 735円 |
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身内や愛するものの壮絶な闘病や死、自身の乳がん治療の後遺症に苦しみながらも、「自分が納得する医療を受けるとはどういうことなのか」「尊厳死とは」を冷静な目で追求していく姿に圧倒される。インフォームド・コンセントの大切さが叫ばれて久しいが、ここまで広まった背景には、著者のようなパイオニアの力が大きいだろう。(柏木) |
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砂原茂一 著 岩波新書 / 新書版228p / 1983.7 |
価格 : 777円 |
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20年前に書かれた本とは思えません。いまの医療現場の問題がそのまま浮き彫りになっている一冊。医学と医療の違いとは、医者の権威とは、患者の権利と役割とは、病院の役割とは・・・。20年間、読み続けられたということは、医療の現場は、実に変わることが難しいところなのかもしれません。(曽我) |
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田中まゆみ 著 医学書院 / B6版221p / 2002.3 |
価格 : 1,890円 |
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日本でもここ数年、「患者中心の医療」が叫ばれていますが、、、叫ぶだけでなく、実行するのは難しいこと!です。変わっているようで、なかなか変わらない、変われない日本の医療界の流儀に、患者はがっかりすること、しばしば。アメリカと日本の医療システムも保険制度も違うけれど、この本に詳しく書かれているハーバードの医学教育改革後の成果に、たくさんのヒントが詰まっているように思えます。業界を問わず、「プロというもの」は、どういうものであるのかを、私自身も考えました。ぜひ、手にとってみてください。主治医は、読んでいるかな〜・・・?(曽我) |
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岸本葉子 内富庸介 著 晶文社 / B6版203p / 2004.11 |
価格 : 1,575円 |
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がん体験者であるエッセイストと、精神腫瘍学のドクターとの、がんになったときから始まる心のケアについての対談。告知のあり方、告知からはじまり治療後もうつろい続ける患者の気持ち、家族・医療者の気持ち、主治医とのつき合い方など、体験者の視点から見た的確な問題提起と、それに対する専門家の熱意にあふれた問答はわかりやすく、「サイコオンコロジー」という分野が、いかに重要でいかに待たれているものなのかが見えてくる。 |
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植田正治:フォト 鷲田清一:文 TBSブリタニカ / A5版206p / 2000.12 |
価格 : 2,625円 |
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2000年、突然逝った写真家植田正治さんの美しいモノクロ写真に臨床哲学者鷲田さんのエッセイが添えられた本。「やさしくて磨かれた写真と言葉」が、簡単には進まない人生に、でも「確かにある味わい」を感じさせます。(曽我) |
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岩平佳子 著 東邦大学大橋病院形成外科助教授 日本放送協会 生活人新書 / 新書版205p / 2002.3 |
価格 : 693円 |
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乳房再建の第一人者、岩平Drの珠玉のエッセイ集。超有名映画スターの○○を治療した話や、刺青を消しにきた心やさしい元渡世人の患者さんとのエピソードなど、笑えて泣ける形成外科・整形外科の裏側が、垣間見られる一冊です。もちろん、乳房再建のミニ知識も織り込まれ、岩平Drの仕事にかける情熱が、ひしひしと伝わってきます。 |
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鎌田実 著 集英社文庫 / 文庫版292p / 2003.6 |
価格 : 560円 |
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患者に寄り添った医療、地域の力を生かした医療、理屈ではなく仁術であるべき医療のあり方を教えてくれる本。医者の立場に立った大上段の言葉ではなく、「患者に教えてもらって、成長させてもらった田舎医者」のやさしい視点が、諏訪中央病院に掲げてあるという障害者の書「がんばらない」に集約されていると思う。元気をもらえる本。(柏木) |
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近藤誠 著 新潮社 / B6版251p / 1998.4 |
価格 : 1,470円 |
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「患者よ、がんと闘うな」等の著書で知られる近藤Dr.が、なぜ「闘うな」と公言するようになったか、その理由が語られている本。それはそのまま、日本の「がん治療」の姿の推移の歴史であり、乳房温存療法を認知させ広めていった彼の戦いの記録でもある。 |
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鎌田実 著 集英社 / A5版285p / 2003.1 |
価格 : 1575円 |
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日野原重明 著 ユーリーグ / A5版236p / 2001.12 |
価格 : 1,260円 |
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中城ふみ子 著 平凡社 / B6版381p / 2004.10 |
価格 : 1,260円 |
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50年前の人なのに、なぜか今の私の身体で感じられる歌の数々。乳房を失った私の女性性にも語り掛ける、中城ふみ子の命の声です。 「冬の花火」と一緒にお読みください。(曽我) |
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渡辺淳一 著 集英社文庫 / 文庫版376p / 1983.1 |
価格 : 680円 |
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昭和29年、戦後の歌壇に突如「乳房喪失」という歌集で登場した歌人・中城ふみ子の伝記的小説。中城は、ひときは妖しく鮮烈な光を放ちながら、札幌医科大学病院で31歳の生涯を閉じた。 |
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森岡正博 著 筑摩書房 / 新書版205p / 1994.10 |
価格 : 714円 |
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環境破壊から脳死問題まで、現代社会はきわめて深刻な事態に直面している。このような現代の危機を生み出したのは、近代テクロジーと高度資本主義のシステムであり、我々の外部に敵があるのだという主張がある。生命と自然にかかわる諸問題に鋭いメスを入れ、あくなき欲望の充足を追求する現代システムに生きる私たち自身の内部の生命観を問いなおす。生命と現代文明を考える読者のためのやさしいガイドブック。 |
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リサ・サックス ヤッファ 著 先端医学社 / A5変形版41p / 2001.11 |
価格 : 2,625円 |
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