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画像検査<マンモグラフィ検査> |
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乳房専用のX線撮影装置を使った検査。アクリルの圧迫板で、乳房を片方ずつ挟み込んで、縦横の2方向から撮影します。乳腺の密度が濃くない50歳以上で、早期発見の貢献度が高いです。
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===長所=== |
●超早期の発見 小さなしこりや乳がんの初期症状である「微細な石灰化」をうつし出し、超早期に発見することができます。
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===短所=== |
●乳房を挟むときは、痛い! |
乳房を圧迫して、できるだけ薄く引き延ばします。少ない放射線でしこりをはっきり写すためです。 |
●微量の放射線被爆がある |
1回の撮影で浴びる量は、東京からニューヨークへ飛行機で行くときに浴びる自然の放射線量と同じぐらいといわれています。ただし、妊娠中は、検査を受けられません。 |
●30歳代以下の乳房では、しこり発見が難しい |
若い乳房は、乳腺が発達していて濃度が高いため、乳房全体が白っぽく写り、しこりが隠れて発見しにくくなります。
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===留意点=== |
●マンモグラフィは、装置の精度、技師の撮影の仕方、医師の読影力(画像を見て異常があるかないかを判断する能力)などで結果が左右される検査です。 |
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マンモグラフィ検査の認定を受けている医師や技師、施設で検査を受けるほうが安心です。 |
マンモグラフィ検査精度管理中央委員会
(認定医や施設の一覧が掲載されています)
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