病状はもちろんのこと、治療の内容やこれから起こりうることなどを十分理解しておくことが大切です。ドクターに具体的に確認しておきたいことは以下のようなことです。
(1)乳がんの性質
(2)リンパ節などへの転移の可能性
(3)手術を始め、考えられる治療法
(4)それらの治療を受けることによって生じるベネフィットとリスク
(5)それぞれの治療にかかる期間(入院あるいは、外来の通院期間)など
(1)、(2)については術前の診断は、あくまでも「予測」です。乳がんの進行度は、正確には手術後の病理結果によって決定されます。しかし、これからの治療の方法を考えるときに、大切なことですから、これまでの検査でわかっていることを、ドクターにしっかり聞いて、自分でも確認しておきましょう。
また、治療にかかる費用については、病院の「医事課」などの窓口に尋ねると良いでしょう。
|