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TOP治療中の生活工夫 > Q&A
治療中の生活工夫(Q&A)
Q1抗がん剤治療中で脱毛中です。部屋にたくさんの髪が抜けて掃除が大変です。何かいい方法はないでしょうか?
Q2抗がん剤治療が終わり、脱毛した頭にチリチリの髪が生えてきたのですが、このままになってしまうのでしょうか?
Q3どうしてもかつらが似合わないのですが、どうしたらよいでしょうか?
Q4かつらをかぶっていると、いつも人から見られているような気がするのですが…
Q5風でかつらが飛ぶのではないかと不安です。何か注意することはありますか?
Q6これから夏にかけて抗がん剤治療を始めるのですが、どんなかつらを選んだらよいでしょうか?
Q7夏にかつらが暑くて耐えられないのですが、何かよい方法はありませんか?
Q8地毛がかつらからはみ出してきてしまい、困っているのですが、どうしたらよいでしょうか?
Q9抗がん剤治療で眉毛まで脱毛してしまいました。うまく眉毛が描けなくて困っています。
Q10抗がん剤治療中に日焼けをしないように言われたのですが、どうしてですか?
Q11乳がん用の下着と一般の下着とではどう違うのですか?
Q12全摘手術をしてからブラジャーがずり上がってしまうのですが、何かよい方法はないでしょうか?
Q13温存手術をしたのですが、温存専用のパッドはありますか?
Q14乳がんの専用水着というのは一般の水着とどうちがうのですか?
Q15抗がん剤治療中で脱毛していて髪がほとんどないのですが、頭皮に優しい水泳帽はありませんか?
Q16以前より趣味でアロマをしています。現在抗がん剤治療中ですがアロマは差し支えないでしょうか?
Q17親戚のおばさんが癌にいいからと健康食品を持ってきてくれます。現在抗がん剤治療中ですがそれらを摂っても大丈夫でしょうか?

Q抗がん剤治療中で脱毛中です。部屋にたくさんの髪が抜けて掃除が大変です。何かいい方法はないでしょうか?

A掃除にはコロコロクリーナーやガムテープを使うと便利です。
バンダナやタオル帽子を着用すると、髪の飛びちりが少なくなって掃除が楽です。
中には脱毛し始めたころ髪の毛を剃ってしまう人もいます。


Q抗がん剤治療が終わり、脱毛した頭にチリチリの髪が生えてきたのですが、このままになってしまうのでしょうか?

A元の髪と違う毛質の髪が生えてくることがありますが、だいたい1〜2年くらいで元の髪質に戻ります。人によっては途中、とてもきれいにウェーブが出て、パーマをかけたようになる場合もあります。


Qどうしてもかつらが似合わないのですが、どうしたらよいでしょうか?

Aかつらは自分の元のヘアスタイルに近いものを選ぶと、違和感が少ないです。
価格は高いですが、オーダーメイドだと元のヘアスタイルに近づくことが出来ます。オーダーメイド以外でも、かつらをカットするときは、かつらをかぶったままカットしてもらうこともポイントです。
最初は違和感があると思いますが、だんだん慣れてきます。また、本人が思っているほど周りは気にしていないものです。
かつら以外にも帽子、髪の毛つき帽子で代用できます。


Qかつらをかぶっていると、いつも人から見られているような気がするのですが…

Aかつらを利用したことのある方でしたら、多くの方が同じような経験をされたことでしょう。
しかし、本人が思っているほど周りは気にしていないものです。
最近はファッションでウィッグをかぶる人も増えているので、あまり気にしすぎることはありません。
この際ですから、今までしたことのないようなヘアスタイルにチャレンジして、「おしゃれでかぶっているのよ」と見せるのもいいでしょう。あくまでも、堂々とかぶることが重要なポイントです。


Q風でかつらが飛ぶのではないかと不安です。何か注意することはありますか?

A残念ながら完璧な対処法はありません。
風の強いところでは特に気をつけましょう。たとえば、地下鉄の出入り口やビル風の吹くような場所では注意しましょう。
かつらの上に帽子やバンダナをかぶって押さえると飛びにくくなります。ただし、つばの広い帽子は風を受けやすいので逆効果です。


Qこれから夏にかけて抗がん剤治療を始めるのですが、どんなかつらを選んだらよいでしょうか?

A汗をかくので毎日洗っても手入れが楽な、ショートカットの人工毛タイプがおすすめです。
かつらの裏側のネットも通気性のあるものを選びましょう。


Q夏にかつらが暑くて耐えられないのですが、何かよい方法はありませんか?

A暑さでムレるのがかつらの一番の弱点ですね。かつらの裏側のネットが通気性の良いものを選ぶのがポイントです。トイレなどに入ってこまめにかつらをはずして頭の汗を拭きましょう。


Q地毛がかつらからはみ出してきてしまい、困っているのですが、どうしたらよいでしょうか?

A中途半端に生えかかった頭を人前でカットしてもらうのも、勇気がいるものです。
美容室の予約時にある程度事情を説明すれば、時間外や個室などで対応してくれることもあります。目立たない席でカットしてもらうのもよいでしょう。また、病院内に理美容室があるのなら、そこを利用するといいでしょう。


Q抗がん剤治療で眉毛まで脱毛してしまいました。うまく眉毛が描けなくて困っています。

A脱毛前の写真を見ながら練習してみましょう。
ドラッグストアなどで眉用のテンプレートなども市販されていますので、利用するのも良いでしょう。

参照:詳しい眉毛の書き方は、
「内容の説明」の「眉、まつげのケア」をご覧ください。



Q抗がん剤治療中に日焼けをしないように言われたのですが、どうしてですか?

A抗がん剤治療中は紫外線に敏感に反応し、手先や爪が黒くなる「色素沈着の副作用」がでやすくなっています。
日傘や帽子、日焼け止めを活用したり、服装も長袖にするなど、紫外線から肌を守りましょう。

参照:色素沈着の原因と対策については、
「治療3 化学療法」の「抗がん剤の副作用と対処について」をご覧ください。



Q乳がん用の下着と一般の下着とではどう違うのですか?

A乳がん用の下着の大きな特徴としては、内側にパッドを入れられるポケットがついています。
その他、手術跡の状態にあわせて、いろいろな工夫がされています。


Q全摘手術をしてからブラジャーがずり上がってしまうのですが、何かよい方法はないでしょうか?

Aウレタンなどの軽いパッドだとずれ上がりやすいので、ある程度重さのあるパッドを選びましょう。シリコン粘着タイプのパッドもあります。


Q温存手術をしたのですが、温存専用のパッドはありますか?

A様々な大きさのパッドが販売されています。ストッキングを利用した手作りパッドで、大きさを調整するのも良いでしょう。

参照:詳しい作り方は、
「内容の説明」の「手術後の下着」をご覧ください。



Q乳がんの専用水着というのは一般の水着とどうちがうのですか?

A乳がんの専用水着は、パッドを安定して装着できるように工夫されています。
胸元や脇のあきが小さく出来ているのも特徴のひとつです。水着専用のパッドも市販されています。


Q抗がん剤治療中で脱毛していて髪がほとんどないのですが、頭皮に優しい水泳帽はありませんか?

Aゴムが柔らかいものや、少し大きめのものをかぶりましょう。


Q以前より趣味でアロマをしています。現在抗がん剤治療中ですがアロマは差し支えないでしょうか?

Aアロママッサージは、治療後、薬物が排除されてからにしましょう。
また、エストロゲン様の作用をもつ下記の精油の使用は控えましょう。

<クラリセージ、セージ、ニアウリ、サイプレス、フェンネル、ジャーマン・カモミール>



Q親戚のおばさんが癌にいいからと健康食品を持ってきてくれます。現在抗がん剤治療中ですがそれらを摂っても大丈夫でしょうか?

Aお気持ちはありがたく受け取りましょう。しかし、健康食品には現在服用中の薬と合わないものもありますので、利用する場合は、必ず主治医に相談してからにしましょう。

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